日本語における「プロフィシェンシー」をキーワードとして、日本語教育におけるさまざまなテーマについて、わいわいがやがやと気楽に議論し、学び合っていくことをめざす「日本語プロフィシェンシー研究学会(JALP)」。JALPが年1 回発行する研究誌の2021年6月発行の号です。
【寄稿論文】
オンライン授業で育てる日本語のプロフィシェンシー
―「Beyond COVID-19」を見据えて― (尹智鉉)
「生きたことば」の主体的使い手としてのプロフィシェンシー
― 日本語継承語話者のことばの使用から見えるもの― (松田真希子)
【研究論文】
多文化共生社会における母語話者のプロフィシェンシー
― 接 触 場 面で必要となるコミュニケーション能力の構成要素― (西村美保)
「きっかけ談話」のOPIにおける有効性と応用
― 学習者と母語話者のコーパス調査から―( 堀恵子)
【調査報告】
コンピュータによる口頭能力測定
―OPIc受験者への質問紙調査、OPIとの比較を用いた分析から― ( 世良時子)
【書評】
『自然会話分析への語用論的アプローチ ―BTSJコーパスを利用して― 』 ( 鎌田修)