既存の日本語テキストの枠を破った新しいタイプの英語圏の学習者向けの教科書。自然な日本語で自分の意見を述べたり、討論ができるよう工夫され、各巻8課、全24課で構成されている。中国語(繁体字)版の『話してみよう1』、ドイツ語版の『JAPANISCH IM ALLTAG』も発売中。
学習者中心の言語教育に関心が高まる中、学習者の学習ストラテジー研究という新しい分野から生まれた外国語教育理論専門書。しっかりとした理論に基づいた数多くの実践的提案を取り込み、言語学習、外国語学習は勿論、一般学習の理解も深める参考書として評価が高い。
1993年に日本語能力試験出題基準が公開されたのに伴い、同基準による文字に関する基準も盛り込んだ改訂版。文字に関する知識と指導上の留意点をまとめたもの。学習者の母語や学習環境などの違いによる現場での問題の解決に大きな一助となる。「文字の試験の作り方」にも一章がさかれている。
日本語教育界で長年の実績を誇る、東京外国語大学留学生日本語教育センターによる初心者用日本語テキストの決定版! 28課の「本文・会話」「文型・語彙」と10課の「読み物」で構成。巻末の語彙リスト・豊富なイラストは学習者の理解を深める。副教材も更に充実。
中級後半~上級向けの読解教材。『日本語を楽しく読む本・中級』の続編。予備教育、一般成人向け。小説、解説、エッセイなどを素材にさまざまなタスク付。8課から成る。学習時間は20時間程度。語彙レベルは5000~10000語。
日本社会の15の話題を初級後期~中級者向きのロールプレイゲームにしたカード教材。知識伝達式が多い日本事情を、学習者主体のコミュニケーションゲームに変えた新型教材。使用実例も提示。教師用指導書付き。
技術研修生を対象とした初級レベルの実用的な教科書。日常生活や研修現場で必要なことば・安全用語・仕事用語を100時間で学習する。12課からなり、語彙数1100、漢字100、日本の習慣を学ぶ。
教室でも独習用にも使える録音テープ付きのひらがな及びカタカナの学習書。語例・文例は基礎的なもので、入門期の会話学習にも役立つように配慮されている。また、すべての語にアクセント記号が付けられている。
日本語教師歴40年の著者が、自身の経験を踏まえて、日本語を「自然に!」「自由に!」操れる学生を育てるために書き下した日本語教師のための7講。「文法」「語彙」「聴解」と3拍子そろった実践日本語教授法。
2~3枚1組がストーリーになった、初級から上級まで使える新しいタイプの絵教材。学習者はストーリー展開を予測し自由に発話することを通して既習の文型・表現を復習し、必要な新しい語彙・表現を習得していく。
日本語の発音の基礎を習得させるための練習用テキスト。教師の指導のもとで使用すると効果的である。単音から始まり単語へと、母語の影響を受けやすい発音を、各国語の解説を付けて練習する。
日本語を9か月~1年程度学習した成人の中級学習者を対象とし、読解スキル養成を目的とする。語彙は約3500前後。全体で9課。物語、エッセイ、やや専門的な解説文等をテキストとし、豊富なタスクが付されている。
『総合日本語中級前期』に比べ、少しやさしくしてあり、初級から中級への橋渡しとなるテキスト。各課の終わりには、「文法練習」「語句練習」「漢字熟語練習」「応用読解練習」が復習のために付してある。