2016年10月11日発売開始!
大胆な手法と発想で書かれた「日本語教育の過去・現在・未来」シリーズ。本書は、常に変わり続けるもの、そして誰もが見つけ出せるものとして文法をとらえ、新たな文法との関わり方を提案する。タスクによって文法観をあぶり出し(第1部)、解説書や教材での文法の扱われ方を振り返ったうえで(第2部)、実際に言葉を使う場面や教える場面を通して文法を見つけ出し(第3部)、これからの文法観を考える(第4部)という4部構成。
「教室」と聞いて思い浮かべるのはどんな場所だろうか。教師と学習者、机にいすと黒板…。教師が知らず知らずのうちに作ってしまっている「教室」イメージ、そして、そこに存在する「教師」と「学習者」、「授業」…それら暗黙となっているルールを指摘し、打破するきっかけとなる新たな「教室」概念と実践を紹介した1冊。ぜひ、本書を日々の教室作りに役立ててほしい。