大胆な手法と発想で書かれた「日本語教育の過去・現在・未来」シリーズ。本書は、常に変わり続けるもの、そして誰もが見つけ出せるものとして文法をとらえ、新たな文法との関わり方を提案する。タスクによって文法観をあぶり出し(第1部)、解説書や教材での文法の扱われ方を振り返ったうえで(第2部)、実際に言葉を使う場面や教える場面を通して文法を見つけ出し(第3部)、これからの文法観を考える(第4部)という4部構成。