第二言語習得研究会が年に1回発行している研究誌の2025年12月発行の第28号。
特集「第二言語習得と留学」には序文をあわせて5本の寄稿論文が掲載されています。
そのほか、誌上講座「インプット・インターアクション・アウトプットと第二言語習得」(白井恭弘)、
前回大会の報告、巻末には、博士論文・修士論文の概要なども紹介されています。
特集【第二言語習得と留学】
第二言語習得と留学 ―イントロダクション― 小林 明子
グローバル時代の留学における書く力の発達 ―過去10 年の研究と未来への展望― 佐々木 みゆき・大山 智子
複数国へ留学した学生の「将来的自己」とその生成過程 ―対話的自己を用いた「文化的自己統合プロセス」の一考察― 北出 慶子
ある中国人留学生のアルバイト経験に関する物語分析 ―アイデンティティの交渉と言語教育の課題― 中山 亜紀子
留学研究における社会ネットワーク分析の役割 半沢 千絵美・長谷川 敦志
誌上講座
インプット・インターアクション・アウトプットと第二言語習得 白井 恭弘
第35 回第二言語習得研究会(全国大会)シンポジウム報告
「いかに理論と実践を結び付けるか ―SLA に基づく教育方法の今―」